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ユーキャンのピンズラーアメリカ英語講座のレビュー

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ピンズラーアメリカ英語は、生涯学習で有名なユーキャンの英語講座です。

 

レベルが5つに分かれていて5コースあるので全てのコースを受講する場合はお高めの145,000円。

 

テキストがなくCDを聞いているだけで子供が言葉を覚えるように英語を覚えていくと言うコンセプトの教材です。

 

この教材をザックリいうと

  • 1日30分日本語で会話の説明を聞きながらスピーキングを繰り返し行う
  • とにかく繰り返す教材で子供が言葉を覚えるように英語を覚えていく
  • レベルごとに分かれて全5コースあり1コース29,000円
  • 到着後8日以内なら開封後も返品できる

ピンズラーアメリカ英語公式サイト

1日30分のCDを聞きながら、30日間で終了するのが標準学習時間になっていて、公式サイトでは1日30分のペースを早めることで最短で1ヶ月で終了することも可能だと書かれています。

 

コースがレベルことに5コースあり、1コースにつき29,000円かかりますが、到着後8日以内であれば開封後でも返品を受け付けてくれます。

 

標準学習期間は30日ですが、受講が遅れ気味な方に配慮してサポートは60日受けることが可能です。


聞くだけなんだけど授業みたいになってる

 

この教材、テキストがないのでCDを聞くだけなのですが、CDの内容は英文と和訳だけの教材とは全然違って、英語の授業形式になっています。

 

ここで説明するより、公式サイトでCDを試聴した方が分かりやすいので、公式サイトに行ってきてください。

 

5コース全ての1巻が30分間まるまる試聴できますが、5コース全部聞くと2時間30分かかりますのでほどほどで返ってきてください。

 

結構太っ腹ですね。

 

公式サイト
↓↓↓↓↓
ユーキャンのピンズラーアメリカ英語講座

 

 

レベルIはとても簡単な語句から始まるので、中学をまともに卒業している人ならちょっとかったるいと言うか、ここから始めなくてもいいだろうと思うレベルからだったと思います。

 

その後レベルが上がっていくと、まずある程度の会話を聞いてから、その会話についての授業のような説明が始まったと思います。


質問に答える形でアウトプットしていく

 

会話の説明に関しては学校や英会話教室レベルの授業とまでは行かないものの、日本語で丁寧に会話の説明をしてくれて、英語をリピートさせていくような感じになっていたかと思います。

 

その中で「○○と言ってください」のように質問をされて、英語で答えると言うかスピーキングしてみる場面が多かったと思うのですが、この質問に対してスピーキングをしていくというのがピンズラーアメリカ英語の最も象徴的な部分です。

 

会話をそのまま覚えていく一般的な英会話教材も相手が言うことに対して自分も英語で答えるようになっていますので、同じことをさせいる訳ですが、CDの流れにそって何度も繰り返しスピーキングさせたり、忘れたころに思い出させるかのように質問がきたりするので、30分間強制的に英会話のレッスンをさせられている感覚です。


とにかく繰り返すことで記憶させていく

 

試聴しててみて分かったと思うのですが、このピンズラーアメリカ英語と言う教材は、何度も何度も同じことを繰り返しレッスンさせるようなプログラムになっているので、記憶ということに関しては並々ならぬこだわりがある気がします。

 

この教材の開発者ポール・ピンズラー博士は、言語の習得過程の理解、特に言語の形式的構造を知らずに言語を話すようになる子供の学習プロセスに焦点をあてていたと言うことですので、子供が言葉を覚えるように英語を習得できるよう、この繰り返しにこだわっていたのだと思います。

 

Wikipediaのリンクを貼っておきますので、興味がある方はピンズラー博士についての説明を読んでみてください。

 

ポール・ピンズラー - Wikipedia

発音のレッスンは結構できるけどスピーキングは物足りない

 

母音ごと、子音ごとに発音を矯正していくわけではないので、しっかりと発音矯正をできるわけではありませんが、ピンズラーのリピートレッスンは単語も短く区切って発音を練習していくので、ある程度の発音矯正レッスンにはなっています。

 

ただ、スピーキングと言う意味では会話がたくさん収録された教材でガンガンアウトプットする方が反復レッスンにはなると思うので、私はちょっと物足りないと感じてしまいました。


レベルに関して

レベルはレベルⅠ~レベルⅤまで全部で5種類あるのですが、スピードが上がっていくとか表現がどんどん難しくなっていくと言うよりは、会話の場面が5つのコースに分かれているような印象です。

 

もちろん、レベルが上がると会話も長くはなっていくのですが、レベル5でも難しい表現はあまり出てきませんので、スピードラーニングのように1巻ごとに違う場面のレッスンをしいくようなイメージをしていただければと思います。

 

内容は全く違いますが・・・

 

まあ、でもレベルによって中学から高校まで分かれていますし、レベルⅠで中学卒業まで、レベルⅡでは高校一年終了となっていて、過去形や完了形の時制を勉強することになっていますので、中学から高校卒業までを5コースに分けて簡易的に授業をCDにした感じでしょうか。

 

レベル

語彙の範囲

TOEIC相関

内容

レベルI

およそ中3修了

10~400点

道をたずねる、レストランでの会話など日常でよく使われる基本会話が中心。

レベルII

およそ高1修了

325~450点

Iに「過去形」「完了形」が加わり、出来事をよりスムーズに話せるように。会話の幅が広がります。

レベルIII

およそ高2修了

400~550点

副詞を身につけ、場面の様子や気持ちがより伝えやすくなります。電話のやり取りや自己紹介も。

レベルIV

およそ高3途中

475~625点

自分の意思をしっかり伝える表現を身につけ、会話のスピードもアップ。よりネイティブに近い話法。

レベルV

およそ高3修了

525~675点

より高度な構文を学習し、ビジネスでも使える会話が身につきます。

※公式サイトより引用

中学一年から高校卒業までの学校の授業を足早に受けなおしたい人向け

 

私の感想としては、英会話のレッスンをするというよりは、学校の授業に近いかなあという印象を受けました。

 

もちろん中学高校と6年間かけて受けた授業を150日(4500分)で全てカバーできるわけではありませんので、授業といってしまうと大げさなレビューになってしまうのですが、よくある一般的な教材のように収録されている英会話とその日本語訳を使って、ある程度の場面を思い浮かべながら何度も何度も会話の反復レッスンをするような教材とは全然違います。

 

英会話教室を再現したと言うのもちょっと言いすぎかなあと思いますし、非常に難しいのですが基礎固めに近いかなあと思います。

 

スピーキングもある程度できますし、繰り返し行うので表現もある程度覚えることはできるとおもいます。

 

私は会話を使ってどんどん集発力を磨くほうが早いとは思うのですが、中学から授業を受けなおしたい人や、テキストを見ながらレッスンを進めていくのが面倒な人にはいいかもしれません。


テキストがないことと、子供が覚えるようにと言う考えについて

 

私は子供が覚えるように自然に会話を覚えていくと言う考えに関しては否定派です。

 

ロゼッタストーンのように一切日本語が出てこないわけではなく、日本語で丁寧な説明があるので、英語を英語として感じろというような無理難題を押し付けてくるようなことはありませんが、やはり英文をCDに吹き込まれた説明だけで理解していくと言うのは結構ハードルが高い気がしました。

 

もちろんこれがダメだといっている訳ではないのですが、テキストが無いので英文の確認ができないというのも初心者には結構問題でして、せっかく何度も繰り返して記憶させるようなプログラムになっているのに、英文を確認できないのはもったいないなあと思います。

 

例えばですが、私の場合aweと言単語を知らなかったので、awe をall と聞き間違えてしまったりですね、色々弊害はあります。

 

初心者はネットで聞こえた英語を検索して何と言っているか確認したくなると思いますよ。きっと。

 

また、テキストなしでの音読は、英文が短ければいいのですが、長くなると初心者には非常に難しくなってしまいます。

 

1日30分しかレッスンしないならなおさらです。

 

このあたりは自分なりの工夫が必要になってくると思います。

 

商品名 ピンズラーアメリカ英語
価格 29,000円(税込み)/1コース(全コース受講で145,000円)
返金条件 開封後もOKの無条件
返品期間 到着後8日以内
特徴 CDを聞くだけで会話に関する説明が日本語で聞けて、発音、スピーキングのレッスンができる。繰り返し行うので記憶しやすくできている。レベルごとに分かれていて全部で5コースある。
内容 CD16枚、説明書、リーディングレッスン用テキスト1冊

 

管理人のまとめ

 

 

CDの中での繰り返しは本当に良くできていて、覚えさせると言うことに焦点を当てていることは確か。

 

内容も学校の授業と英会話教室のスピーキングレッスンを足して2で割って、さらにそれを簡素化したような内容なので英語の参考書をCDで聞きながら強制的にスピーキングさせられている感じ。

 

ただ、同じ巻のCDを何度も聞くことを考えると、毎回会話の説明を日本語で聞きながら発音やスピーキングの練習をすることになるので反復レッスンには向かないと思う。

 

飽きると言うよりは、2回目3回目は「その説明知ってるから質問だけして」と言う気持ちになると言うのが本音かなあ。

 

内容自体は本当に良くできていて、ピンズラー博士の思いや生涯をかけて研究したことが詰まっているので、お金に余裕がある人は英会話の基礎固めに5コース全部受講してもいいかもね。

 

ただ、この教材も文法やらないんだよなあ。

 

ニュアンスとかこれはこういう場面でよく使う表現ですとか丁寧な説明はあるんだけど、問答無用で会話を覚えさせると言うのは、よくある初心者向けの英会話教材と同じ。

 

 

初心者はまずある程度の会話を覚えて話せる感覚になった方が上達が早いのは分かる。

 

分かるんだけどさ。文法やった方が絶対覚えやすいのに。

 

5コース全て受講するのが前提でできているのかなあと思います。

 

記憶術としては優れてるね。


 

 

   リスニング・・・2
   スピーキング・・・4
   会話力・・・3
   発音矯正・・・3
   語彙力・・・3

 

 

 

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ユーキャンのピンズラーアメリカ英語講座

 

 


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